6月に最新作が公開された『メン・イン・ブラック』シリーズ。
その影響によってシリーズ全作を見返す人も増えています!
今回はシリーズ3作目の『メンインブラック3』(2012)のネタバレや考察を紹介したいと思います。
メンインブラック3のネタバレ・解説!

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まずは『メンインブラック3』のあらすじから見ていきましょう。(ネタバレ注意)
ストーリー

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月には重犯罪を犯したエイリアンを収容するMIBの刑務所がある。
そこに一人の美しい女性リリーが面会にやってくる。その相手は、凶悪犯のボリス。
ボリスはかつて地球侵略を企んだボグロダイト星人であり、リリーはボリスのファンで脱獄の手伝いに面会に訪れたのだった。
リリーから武器でもあり相棒でもあったクモを手に入れたボリスは、看守の油断をつき脱獄、用済みになったリリーを宇宙空間に残し、自分を逮捕したKに復讐するため地球へ向かったのである。
MIBのトップだったZの追悼の最中、中華料理店にエイリアンが現れたという一報を受け取ったエージェントのJとKは店へ向かった。
中華料理店でボリスの好物を見つけたKは店主を問いただし、ボリスが脱獄したことを知る。
すると突然、店にいたエイリアン達に襲われるがJがそれらと戦い、その間にKは屋上でボリスと対面する。
ボリスとの対面で不意打ちを突かれたKだったが、Jの登場で間一髪助かった。
ボリスは「お前は過去で死ぬ」と言い残しそこを去っていったのだった。
その後、ボリスとKの関係が気になったJは本部に戻り過去の事件を調べる。しかし、「1969年7月16日、フロリダ州ケープ・カナベラルにてエージェントKがボリスを逮捕」や「対ボグロダイトのアークネット(地球を保護するバリア)の設置に成功」という情報しか手に入らなかった。
翌日JはKを迎えに行くが、Kのアパートに見知らぬ女が住んでいたり、見知らぬエージェントが相棒になっていたり、他のエージェントがKのことを知らなかったりで、Kの存在がなかったことにされていることに気づく。トップのOにKのことを尋ねると、「彼は40年前に死んだ」と告げられる。
ボリスによって過去が変えられてしまったことに気づいたJは、ボリスを援助した電気店へ向かった。とぼける店主にガンを向け、ボリスと同じ“タイムジャンプ”装置を手に入れたJは、Kが殺されたとされる前日の1969年7月15日にタイムトラベルしたのだった。
データベースで調べたことを踏まえて、その当時犯行が行われた遊園地へ向かったJだが、そこでボリスを追っている若いKと遭遇する。
Kは最初「未来から来た」と言い張るJを警戒しMIB本部へ連行するが、Jの説得によりボリスを共に追うコンビを組む。
ボリスの行方を追って訪れたパーティーで、予知能力を持つグリフィンという宇宙人と出会う。
グリフィンは自分の星をボグロダイト星人に滅ぼされ、地球もその二の舞にならないようにJとKに警告をする。そして自らが開発したアークネット(バリア)をアポロ11号に取り付け、地球をバリアするように二人に頼むのであった。
グリフィンとJとKは、アポロが打ち上げられるケープ・カナベラルに到着する。怪しい侵入者として一時は捕らえられるが、グリフィンは軍隊の大佐にこれからの未来を見せ、地球の危機を知らせる。正義感の強い大佐は三人を離し、アークネットの設置に協力してくれたのだった。
設置台についたJとKの前に、未来からやって来たボリスと1969年のボリスが現れる。
Jが囮になりその間にKがアークネットの設置を行おうとするが、1969年のボリスが目の前に立ちはだかる。未来のボリスも死角からKを襲おうとするのを見たJは、未来のボリスを挑発し自分に攻撃を向かわせる。Jは攻撃を受ける瞬間にタイムジャンプを使い攻撃を避けたのだった。
Kは1969年のボリスの片腕を打ち抜きアークネットを取り返して設置に成功した。
アポロ11号に発射によって無事にアークネットは作動し、発射のブースターに巻き込まれた未来のボリスも死んだのだった。
生き残った1969年のボリスは不意打ちにKを攻撃するが、それを見ていた軍隊の大佐が身代わりになり死亡する。
未来からやって来たJの影響によって、Kは1969年のボリスを宇宙ガンで射殺し、事件は解決する。
しかし、大佐の息子が一部始終を見ていたのだった。ジェームズという名の少年は紛れもなく将来のJだった。Kは彼の記憶を消し「君の父親は英雄だ」と言い聞かせたのだった。
Jは遠くでその光景を目にした後、現在の時間に戻ってくる。
すっかり元に戻った街の中で、いつもの食堂で気分良く歌うKを見たJは安堵する。
二人が席を外した後、別の席にいたグリフィスは「Kがチップを払わなければ地球に小惑星が衝突する」と意味深なことを言うが、Kは食堂に戻って来てチップを払っていく。
その瞬間地球に接近していた小惑星は、人工衛星に衝突し、地球への衝突は免れたのだった。
と言うのがストーリーです。
過去へのタイムスリップや、KとJの出会いや絆が複雑に絡み合っていてかなり見ごたえがあります。
グリフィスという予知能力を持った宇宙人もかなり重要な役ですよね。
メンインブラック3考察!なぜKがチップを払わないと隕石が落下?

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では次に最後の部分の謎を考察していきたいと思います。
最後にグリフィスが食堂で「Kがチップを払わなければ地球に隕石が衝突する」といった意味深なことを言っていましたね。予知能力があるグリフィスにしかわからないその後の展開があったのでしょう。
例えば、Kがチップを払わなかったことで店員が怒り、怒った店員が運転した車に人工衛星の人がはねられ、そのために作業が遅れ、衝突するはずだった人工衛星と隕石が衝突せずに地球に向かってくるなどという展開です。
これは例えばの話でしたが、こういった少しの違いで未来が変化するということでしょう。
しかし、Kがチップを払ったためこの未来は避けられたのです。
メンインブラック3考察!なぜKは無口じゃなくなった?

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次に無口だったKが、戻ってくると無口ではなくなったというのも考察していきたいと思います。
これには二つの考察ができると考えています。
一つは、Kは書き換えられた過去を生きて来たということです。
Jが過去に戻り、Kはボリスを射殺します。そのことによって書き換えられてきた過去をKは40年間生きて来たことになるため、いままでのKとは性格や口数が少し違うこともあるということです。
もう一つは、Jが過去に戻って自分を助けたことに気づいて安堵したという考えです。
40年前に遭遇した少年時代のJが、MIBに所属し自分とコンビを組んでいるということにKはずっと前から気づいているはずです。
40年前に助けてくれた年齢や見た目にJがなっていくにつれて、いつJが過去に戻って自分を助けてくれるのかと思っていたのかもしれません。
助けてくれないと自分はあの時死んでいたかもしれないから。
一晩行方がわからなかったJが、その間に過去に戻って自分を助けたのだとKは感づいていたのかもしれないのです。
ですから、安堵したKはいつもよりは口数も多くなっていたのかもしれませんね。
と無理やりですが考察しました。
40年間今までと違う世界を生きてきたら、多少はやっぱり性格含めて何か変化すると思います。
二個目の考察は無理やり感もありますが、Kがそう思っていたと考えてもおかしくはないですよね。
メンインブラック3考察・解説とネタバレ!まとめ

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ここまで『メンインブラック3』のストーリーや考察について紹介してきました。
タイムトラベルものは、考察すべき点がたくさんあるため理解しづらい点もありますがその分見応えのある作品ですよね!
2019年に公開された新作はMIBのスピンオフ作品ということでこのKとJのコンビは出演しませんが、また新たなコンビが繰り広げる事件やハプニングが必見です!
これを機にMIBシリーズを全作見返そうと思います!
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